2017年08月03日

2017年7月27日 兵庫県・たつの市龍野町立町(本竜野)









たつのPOLA龍野営業所


友人と竹田城に行く予定でした。
ところが、前日の架線トラブルの影響とかでJRのダイヤが乱れまくり。
新快速に乗っていたはずなのに、いつの間にか普通電車に変わっていて、
”お急ぎの方は後から来る新快速にお乗り換えください”
と言われたり。


たつの市3階建てのビル


姫路に着いたときはすでに13時過ぎ、とても竹田城までは行けそうにありません。
いや、行くことはできるのですが、同行した友人の都合で18時には大阪まで戻らなくてはならないので、
事実上、行けないというわけです。


たつの市模造タイルの建物


ふと駅の表示を見ると、あと5分ほどで姫新線の発車時刻です。
姫新線沿線に、魅力的な場所があるでしょうか…
本竜野駅がありました。
竜野には、前から行ってみたいと思っていましたので、ここで予定変更。
姫新線の旅客となったのです。


たつの市三層


龍野と言えば、花街ノスタルジアさんで拝見した”何とも不思議なバルコニーのある美容院”。
これはぜひとも見たかったのですが、なんとほぼ駅前にありすぐに見つけることができました。
隣の建物は取り壊され、また2階の窓が一つ潰されてはいましたが、その優雅なスタイルは健在でした
(一枚目のカラー写真の建物です)


たつの市ふるさと


駅から歩くこと約10分、揖保川にかかる龍野橋に到着です。
ここを渡ると、いよいよ龍野の城下町。
ぶらぶらと散策していると空腹に気がつきました。
そりゃもう14時を過ぎていますからね。
というわけで、腹ごしらえをすることにしました。


たつの市ふるさと鑑札


食事ができるところを探して彷徨しているうちに、「ふるさと」に逢着しました。
見ると、なんとランチが500円からあるではありませんか。
この素敵な外見でランチ500円とは。
勇んで突撃したところ、ラストオーダーの時間を過ぎておりもうすぐ閉店なのでごめんなさいとのことでした
(14:30ラストオーダー、15:00閉店)。


たつの市カフェー


でも、このお店の方が親切な方で、この辺で今から食事できるところがありますよ、とランチマップをわれわれに下さいました。
その親切に甘えて、ちょっと図々しくこの店の成り立ちを尋ねてみました。
その方が言うには、ここは芸者さんが経営していたお店でしたよ、とのこと。
なお、ここの店には「料理屋」の鑑札がついておりました。


たつの市カフェー鑑札


上の写真は、「ふるさと」のすぐそばのカフェー。
なんと、ストリートビューでも「カフエー」の鑑札が拝めます。


たつの市たこ焼きたこちゃん


しばらく歩いて、「たこ焼きたこちゃん」を発見。
満場一致でこちらに入店することに。
ここのお母さんがまた親切な人。
昔の龍野の話をいろいろとしてくださいました。


たつの市はり正(料理店)


お母さんの話の中に、”やとな”という言葉が自然にでてきてびっくり。
過去の言葉だと思っていましたが、今も使われている言葉なんですね。
別れ際に、龍野の歴史の本までいただいてしまいました。
どうして、龍野人ってこんなに親切なんでしょう。
みなさんも、龍野に行ったらぜひ、ふるさと、そしてたこちゃんへ行ってみてくださいね。


たつの市地図


龍野町立町・行き方
JR山陽本線姫路駅から姫新線に乗り換え、本竜野駅下車。
徒歩なら、西口を出て駅前からまっすぐ続く大通りを約10分、セブンイレブンの角を斜め右へ。
龍野橋を渡ったら、道なりで歩き、突き当たりを右へ。


参考ウェブサイト:

ふるさと(なんと、ふるさとさんにFBがありました!)
https://www.facebook.com/bar.furusato/

作展/さくてん。(たこ焼きたこちゃんが紹介されています)
http://wowon.blog.fc2.com/blog-entry-5.html

二分の一夢庵 夢紡ぎ(たつの生まれのたつの育ちの女将さんのブログです)
http://nibunnnoichi.jugem.jp/?cid=20









たつの市たまき

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タグ:建築 兵庫 遊郭
posted by ahoujin at 01:57| Comment(4) | 遊郭(関西)

2016年09月09日

2016年9月4日 兵庫県・たつの市 御津町室之津遊郭跡





室之津港



かなり昔のことですが、竹久夢二に傾倒していました。
その頃にぼくが通い詰めていたのが、室之津。
現代の地名では室津なのですが、夢二の絵では室之津なので、ぼくの中ではここは室之津なんです。
通い詰めた、と言っても何をしていたわけでもありません。
ただ防波堤にすわって、暮れていく海を眺めていました。



室之津きむらや



竹久夢二が宿泊して、ここの女主人をモデルに作品を描いたと言われるのが上の写真のきむらや
神姫バスの室津西口バス停前にあります。
このきむらやさんで名物の穴子丼を食べるべく入店しました。
ところが、どうも店内がバタバタしています。
聞いてみると、団体さんがこれから来るので、今からだと1時間は待ってもらうことになります、とのこと。
穴子丼は断念せざるを得ませんでした。




室津漁港




きむらやさんの前の道を下ると、室津の港です。
事前の調査では、土日は14時までこの港で魚市場が開かれているとのことだったので期待していましたが、しばらく前から日曜日の市は無くなっていたようで、穴子丼に続き、魚市場も残念な結果に。



室津海駅



気を取り直して、室之津の街並みです。
細い道の両側に、古い家々が並びます。
奈良井宿も同様に古い家々が並んでいましたが、あちらはよくも悪くも観光地の商店街といった風情でした。
室之津は日常の暮らしそのままの飾らない街並みがただ続いています。


室津



室津海駅館と室津民俗館の両方で尋ねましたが、室之津遊郭の建物はもう残っていないとのことでした。
当時、遊郭があったのは下の地図で赤く囲ったあたりだそうです。



室津遊郭


下の写真で言うと、この道の左側一帯です。
当時の建物では無いとわかっていても、ひょっとしたらと思わせてくれるようないい感じの建物が並んでいますよ。


室津遊郭跡


写真は撮らなかったのですが、室之津にはお夏清十郎の清十郎の生家跡もあります(こちらも建物はありません。石碑だけです)。
数ある夢二の足跡のうち、ぼくが特に室之津に入れ込んだのは、このお夏清十郎の影響も大きいです。
お夏清十郎のエピソードを知ったのは、朝日新聞社の『日本列島恋歌の旅』(池田弥三郎著)でした。
朝日新聞のたぶん日曜版とかの記事を本にしたものなのでしょうが、恋歌等の舞台となった土地を情緒的な文章と美しい写真で紹介したこの本は、文学少年(笑)だった高校生の頃の自分にとってバイブルでしたね。
もし、古本屋で見つけたらぜひ読んでみてください。
おすすめです。



室津船大工



帰り道、道の駅まで歩いたのですが、途中に坂水地蔵尊(下の写真です)がありました。
説明によると、この地蔵尊のあたりは傾城ケ嶽といい、遊女が身を投げたところだそうです。
芥川が芸術としてのキリスト教を愛したように、ぼくは芸術としての遊郭を愛しています。
けれども、そこで働かざるを得なかった方たちのこと、そして、現代でも同じような境遇にある方がいることを思うとき、たまらない気持ちになるのです。


坂水地蔵尊


室之津・行き方
山陽電鉄網干駅から神姫バスウェストで大浦行きに乗車、室津西口あるいは室津下車。
乗車時間は25分程度。
バスの本数が極端に少ないので、予め時間を調べてから行った方がいいです。
特に帰りの時間は要チェック!です。
なお、土日祝日なら、
室津16:43発→山電網干17:15着(神姫バスウエスト)
山電網干17:20発→JR網干17:34着(神姫バスウエスト)
JR網干17:44発米原行新快速(始発)
という、とても便利な行程で帰ることができますよ。




参考ウェブサイト:

お好み焼き小嶋(安くておいしい!店内の雰囲気もいい感じです♪)
http://tabelog.com/hyogo/A2805/A280501/28005732/

室津・浄運寺(遊女教化の御遺跡)その2(室津の遊女だった友君の墓を紹介されています)
http://blogs.yahoo.co.jp/zenibakojoudoji/19298146.html

たつの市観光協会御津支部(たつの市にはなってしまいましたが、やはりここは御津町なんですよね)
http://www.kanko-mitsu-hyogo.jp/index.html

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神姫バス

posted by ahoujin at 09:45| Comment(2) | 遊郭(関西)